Star light JAZZ 2017(柳町商店街)

開催日:2017/9/2(土)

場所:柳町通り東側歩道 特設ステージ

「街中Star light jazz(すたらず)実行委員会」は9月2日、やなぎまち東側特設ステージで「Star light JAZZ 2017」を開催しました。
オープニングを飾った青森市立西中学校吹奏楽部は、サックス奏者の太田剣さん(矢沢永吉や平賀マリカなどのライブサポートを務める)とセッションし、「Stand by me」「A列車で行こう」など3曲を演奏しました。生徒たちは、プロのミュージシャンとの共演に緊張感を漂わせながらも、力強い演奏を披露し、盛んな拍手を浴びていました。続いて、特別出演した三味線・尺八奏者の山上進さんが「津軽じょんがら節」を披露したほか、「サマータイム」をセッションし、和とジャズの融合に会場は大きな拍手に包まれました。
コンサート中盤には、1950年代「ビッグフォー」で日本中に旋風を巻き起こしたテナー・サックス奏者・故松本英彦さんの夫人であり歌手の松本佳子さんが登場。佳子さんは「ジャズはアドリブが命。そういうところを聴いて楽しんでください」と聴衆に語りかけ、ミュージカル・オズの魔法使いの劇中歌「Over the Rainbow」を披露。その優しい歌声に観客は酔いしれていました。
会場に詰め掛けた聴衆は手拍子を送り、ドリンクを傾けながら、風になびく柳町の柳の葉の下、思い思いにジャズナンバーを楽しんでいました。
当日は約250人の観客で席が埋まり、今年で14回目となったこのイベントは、青森市の秋の恒例人気イベントとして定着しています。